アオリイカ属
Genus Sepioteuthis
アオリイカ属について

沖縄のアオリイカ白
古くはアオリイカ1種であったが白(シロアオリイカ)、赤(アカアオリイカ)、くわいか(クワイカ)の3型に分かれる
アオリイカ(シロイカ)、アオリイカ(アカイカ)はそれぞれのページへ。
クワイカはもっとも南方域、琉球列島と小笠原諸島に生息している。ML(外套背長)12cm前後と小型で全体に暗色系。漏斗背面は赤・褐色がある。背面は色素胞を欠くか赤色のものまばらにある。産卵床は杯状の死んだサンゴのなか。1卵囊内の卵数は2個。
ヤリイカ科について

ツツイカ目(Teuthida)に含める場合と亜目であった閉眼亜目(Myopsida)と開眼亜目(Oegopsida)を目に上げて考える場合がある。
ヤリイカは眼がフイルム状の膜で被われていて、筒状に細長い。総てが肉食で小魚などを追う。
アオリイカ属(Sepioteuthis)/アオリイカ、アオリイカ赤、アオリイカクワイカ
ヤリイカ属(Heterololigo)/ヤリイカ
ジンドウイカ属(Loliolus)/ジンドウイカ、ウイジンドウイカ、ヒメジンドウイカ、ベイカ
ケンサキイカ属(Uroteuthis)/ケンサキイカ、ブドウイカ、ヒラケンサキイカ
Loligp属(Loligp)/ヨーロッパヤリイカ、ヨーロッパオオヤリイカ
Doryteuthis属(Doryteuthis)/カリフォルニアヤリイカ、アメリカケンサキイカ