アンニュイな午後はキンメダイの炊き込みご飯
キンメダイが大スターなのは炊き込みご飯でわかる


いろんなことがあると体がついて行けなくなる。脆弱にだらけてくる。
それでもお腹が空くので、困ったときの炊き込みご飯。
仕掛けてから1時間以内に食べられるので何とか我慢できる。
この鍋のふたを開けたときの感動は、何十回、何百回とやっているのに繰り返し繰り返し押し寄せるのである。
キンメダイの頭部を取りだして硬い骨だけ取り除く。
棘鰭類なのに、細かな骨は柔らかいのでキチンバサミで細かく切る。
刻んだみょうがとキンメダイの身と皮をご飯に混ぜ込んで、後は食うだけだ。
濃口醤油とキンメダイの香りがまずは御馳走である。
ご飯に染み込んだキンメダイの味も名状しがたい。
ただただうまいのがキンメダイの炊き込みご飯なのである。
問題は7勺前後の飯では足りないということだけ。











 ぼうずコンニャクの日本の高級魚事典
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           イラスト図解 寿司ネタ1年生
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