
体長70cmになる。鰓孔は腹面に開く。体盤の背にある棘は黄色い斑紋の中にある。
ウチワザメの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)



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	- 魚貝の物知り度 ★★★★★
 知っていたら学者級
- 食べ物としての重要度 ★
 食用として認知されていない
- 味の評価度 ★★★
 美味
 分類顎口上綱軟骨魚綱板鰓亜綱エイ区エイ上目サカタザメ目ウチワザメ科ウチワザメ属外国名学名Platyrhina tangi (Iwatsuki, Zhang and Nakaya,2011)漢字・学名由来漢字 団扇鮫
 漢字 神奈川県三崎での呼び名。ウチワの形を思わせるため。和歌山県ではウチワエイ(団扇鱝、団扇鱏)。地方名・市場名 ?生息域海水魚。水深100よりも浅場の沿岸の岩礁域に近い砂地。
 東京湾〜九州南岸の太平洋沿岸、九州西岸。
 朝鮮半島南西岸、台湾西部、遼東半島〜北海の中国沿岸。生態ー基本情報「サメ」とあるが、鰓孔は腹側に開いていて、エイ区(エイの仲間)だ。
 主に太平洋側の定置網などでとれるが廃棄されて出荷されることはない。
 産地でも食用とは思っていない人も多い。決してまずくはないのに不思議だ。水産基本情報市場での評価/入荷してこない。
 漁法/定置網
 産地/選び方ぬめりの少ないもの。体色の濃いもの。味わい旬は不明。
 鱗はなく滑りがやや強い。皮はしっかりしていて軟骨魚類の割りには骨が硬い。
 クセがなく煮ても硬く締まらない。栄養ー危険性などー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)好んで食べる地域・名物料理ー加工品・名産品ー釣り情報ー歴史・ことわざ・雑学などー参考文献・協力協力/日美丸(広島県倉橋島)、ねこや商店(宮崎県日南市)
 『図説有用魚類千種 正続』(田中茂穂・阿部宗明 森北出版 1955年、1957年)
 『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)







 
					 
					

