
甲長100mm、甲幅95mm前後になる。全身に短い毛が生えている。鉗脚の指部は赤紫色をしている。第4、第5脚は非常に短くて小さく、先端の指部は爪状でニッパーのように物を挟むのに適した形状をしている。雄と雌の形態的な違いはあまりない。
カイカムリの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)



![雄と雌の形態的な違いはあまりない。[向かって左雌、向かって右雄]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1397/Thumb630/kaikamuri0.jpg)
![雄と雌の形態的な違いはあまりない。[向かって左雌、向かって右雄]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1397/Thumb630/kaikamuri00.jpg)

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	- 魚貝の物知り度 ★★★★★
 知っていたら学者級
- 食べ物としての重要度 ★
 食用として認知されていない
- 味の評価度 
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 分類節足動物門甲殻上綱軟甲綱(エビ綱)真軟綱亜綱(エビ亜綱)エビ上目十脚目短尾下目カイカムリ群カイカムリ上科カイカムリ科カイカムリ属外国名学名Lauridromia dehaani (Rathbun, 1923)漢字・学名由来漢字 貝被
 由来・語源 貝殻などを背負って身を隠して生活しているため。地方名・市場名 ?生息域海水生。函館、福井県山陰、長崎県、東京から鹿児島県佐多岬。チュチュ島、香港、ジャワ島、インド洋。
 水深62〜256メートル。生態貝殻やサンゴのかけらなどを背中に背負い、砂地などを横にではなく前後にはっている。基本情報カイカムリの仲間は毒性などは不明。食べる場合は自己責任で水産基本情報ー選び方ー味わいー栄養ー危険性などー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)ー好んで食べる地域・名物料理ー加工品・名産品ー釣り情報ー歴史・ことわざ・雑学などー参考文献・協力高知市御畳瀬漁港。高知市永野廣さんより
 同定と本種の情報/駒井智幸(千葉県立中央博物館)



 
					 
					

