
6㎝ SL 前後になる。細長く、背鰭起部の体高が一番高い。鱗に暗色斑がある。吻が短く口は腹面にある。[愛知県西尾市]
ゼゼラの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
![6㎝ SL 前後になる。細長く、背鰭起部の体高が一番高い。鱗に暗色斑がある。吻が短く口は腹面にある。[愛知県西尾市]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/761/Thumb630/20170503430.jpg)
![6㎝ SL 前後になる。細長く、背鰭起部の体高が一番高い。鱗に暗色斑がある。吻が短く口は腹面にある。[婚姻色。滋賀県守山市]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/761/Thumb630/20090615453.jpg)
![6㎝ SL 前後になる。細長く、背鰭起部の体高が一番高い。鱗に暗色斑がある。吻が短く口は腹面にある。[滋賀県守山市]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/761/Thumb630/20090615448.jpg)
![6㎝ SL 前後になる。細長く、背鰭起部の体高が一番高い。鱗に暗色斑がある。吻が短く口は腹面にある。[滋賀県長浜市]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/761/Thumb630/20241110189.jpg)
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	- 珍魚度・珍しさ ★★★
 がんばって探せば手に入る
- 魚貝の物知り度 ★★★★★
 知っていたら学者級
- 食べ物としての重要度 ★★
 地域的、嗜好品的なもの
- 味の評価度 ★★
 まずくはない
 分類硬骨魚綱条鰭亜綱ニシン・骨鰾下区骨鰾上目骨鰾系コイ目コイ科カマツカ亜科ゼゼラ属外国名学名Biwia zezera (Ishikawa,1895)漢字・学名由来漢字 膳所魚(?) Standard Japanese name / Zezera
 由来・語源/滋賀県大津市膳所(琵琶湖岸)にちなんで名づけられた。「ら」は魚を表す接尾語と思われるので、「膳所魚」と考えた。石川千代松
 Ishikawa(万延元年〜昭和10年 1860年1月30日〜1935年) 東京市(東京都)生まれ。動物学・進化論。琵琶湖のコアユを河川放流する道を切り開いた。地方名・市場名生息域淡水魚。
 濃尾平野、琵琶湖・淀川水系、山陽地方、九州北部。
 宮城県、新潟県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県、静岡県、福井県など各地に移植。生態産卵期は4月〜7月。基本情報琵琶湖周辺では佃煮などにも加工されるが、頭がとれやすいために二級品で希なもの。
 むしろアユなどに混ざることで嫌われている。
 ただし見た目はともかく味がいいので、見つけたら買ってみるべし。
 珍魚度 濃尾平野、琵琶湖、山陽地方などにいるが、流通しないので自分で採取するしかない。水産基本情報市場での評価 琵琶湖周辺でのみ売り買いされている。時にまとまってとれるが、煮ると頭が取れてしまうので安い。
 漁法 えり(定置網)、刺網
 産地 滋賀県選び方身に透明感のあるもの。白濁しているものは古い。味わい旬は冬から春。
 原則としてそのまま水洗いして利用。
 鱗は小さく気にならない。内蔵は煮るとほろ苦い。
 熱を通すと頭が落ちやすい。栄養ー危険性などー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)好んで食べる地域・名物料理ー加工品・名産品佃煮/琵琶湖周辺。湖魚のなかでも比較的珍しいもの。釣り情報ー歴史・ことわざ・雑学などー参考文献・協力協力/魚友(滋賀県長浜市湖北)
 『日本の淡水魚』(川那部浩哉、水野信彦 編・監修 山と渓谷社)、『琵琶湖の魚類図鑑』(藤岡康弘(琵琶湖博物館特別研究員)・川瀬成吾・田畑諒一(琵琶湖博物館学芸員) サンライズ出版株式会社 2024)地方名・市場名 ?イイサン
 場所滋賀県琵琶湖 備考〈首が取れやすく縁起が悪いと敬遠されることもある。このことから「彦根のイイサン(井伊直弼)」と皮肉的によばれることがある。〉 参考『琵琶湖の魚類図鑑』(琵琶湖博物館学芸員) サンライズ出版株式会社 2024)





 
					 
					

