熊野産サゴシ中骨の身の炊き込みご飯
白飯以上にうまし、サゴシの炊き込みご飯

歳を取ったためか白飯一辺倒だったのが、だんだん炊き込みご飯も好きになってきた。
炊き込みご飯は、炊き上がりに蓋を取る瞬間がいい。
炊き込みご飯は味のよさからいつも2合分たくが、炊き上がりにどれくらい食べるかで迷う。
ついつい大盛りになる。
さて、焼いたサゴシの中骨にくっついた身から、大量のおいしいが米に乗り移っていることに、一箸目から気づくはずである。
炊き込んだサゴシと、少し焦がすくらいに焼いたサゴシの身が別の味なのもいい。
ご飯がおいしいので食が進み、ときどきすだちを搾ると箸が止まらなくなる。
炊き込みご飯のよいところは、ときどきサゴシの身にあたり、大葉(青じそ)・みょうがの爽やかさに当たるところだろう。
ここに茶をそそぎかき込んでいるデブのボクを誰かが見たら、地獄絵そのものである。
やめられないし、とまならい。
サゴシ一本あれば無限の料理が作れる

八王子綜合卸売協同組合、舵丸水産に三重県熊野市から「さごし(サワラ)」56cm・1.277kgが来ていた。非常に手頃な値段だったので買った。
いろいろ作り倒したが、まずは刺身と焼霜造りからはじめ、生に飽いたので、中骨周りの身を使って炊き込みご飯を作った。