ベニスズキ

Scientific Name / Liopropoma erythraeum Randall and Taylor, 1988

ベニスズキの形態写真

28cm SL 前後になる。体は赤一色。ハナスズキ属の中で葉体高があり側へんする。前鼻孔は吻端と目の中間附近にある。尾鰭の後縁は黒い。腹鰭第5軟条と腹部の間に皮膜がない。[28cm SL]
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28cm SL 前後になる。体は赤一色。ハナスズキ属の中で葉体高があり側へんする。前鼻孔は吻端と目の中間附近にある。尾鰭の後縁は黒い。腹鰭第5軟条と腹部の間に皮膜がない。[28cm SL]尾鰭後縁は黒い。前鼻孔は吻端と目の中間附近にある。腹鰭第5軟条と腹部の間に皮膜がない。
    • 珍魚度・珍しさ

      ★★★★
      正に珍魚・激レア生物
    • 魚貝の物知り度

      ★★★★★
      知っていたら学者級
    • 食べ物としての重要度

      ★★
      地域的、嗜好品的なもの
    • 味の評価度

      ★★
      まずくはない

    分類

    顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜目ハタ科ハナスズキ亜科ハナスズキ属

    外国名

    学名

    Liopropoma erythraeum Randall and Taylor, 1988

    漢字・学名由来

    漢字/紅鱸 Standard Japanese name / Benisuzuki
    由来・語源/体色と体形から。スズキは、目録を作り、新称とした時点でスズキ科だったため
    〈Pikea sp. 新称〉琉球列島産魚類目録(吉野哲夫,、西島信昇、篠原士郎 2012年02月28日)に新称とある。
    Randall
    John Ernest Randall (ジョン・アーネスト・ランドール 1924-2020年)はアメリカの魚類学者。

    地方名・市場名

    生息域

    海水魚。水深100-320m。沿岸域の岩礁。
    和歌山県和深沖、鹿児島県、沖縄島沖。
    台湾、ソサエティ諸島。

    生態

    基本情報

    主に琉球列島以南に生息する。国内で採取された個体数の少ない種のひとつ。生息域などもはっきりわからないのではないか。
    ハナスズキの仲間では大型で目立つ。珍しすぎるので食用魚ではない。
    珍魚度 非常に珍しい、とれても1個体で、めったに見つけることができない。

    水産基本情報

    市場での評価/流通しない。
    漁法/釣り
    産地/鹿児島県

    選び方

    赤が強いもの。張りのあるもの。

    味わい

    旬は不明。
    鱗は細かいが取りやすい。皮は厚みがあって強い。骨はあまり硬くない。
    血合いの弱い白身で、熱を通すと少し硬く縮む。

    栄養

    危険性など

    食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)

    ベニスズキの料理・レシピ・食べ方/生食(刺身、皮霜造り)、揚げる(唐揚げ)、汁(潮汁)、煮る(煮つけ)、焼く(塩焼き)

    ベニスズキの

    ベニスズキの
    ベニスズキの
    ベニスズキの
    ベニスズキの

    好んで食べる地域・名物料理

    加工品・名産品

    釣り情報

    歴史・ことわざ・雑学など

    参考文献・協力

    協力/田中水産(鹿児島県鹿児島市)
    『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』(中坊徹次編 東海大学出版会 20130226)
  • 主食材として「ベニスズキ」を使用したレシピ一覧

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