70mm SL 前後になる。薄茶色の地に白い斑紋が散らばる。ほぼ白という個体もある。紡錘形で外唇が外側に伸びる。殻口は白く外唇にそって溝が並んでいる。殻口の前水管溝のの右側にStromboid notch という眼を覗かせるための湾入がある。[三河湾産 65mm SL]
シドロガイの生物写真一覧 (クリックで上に拡大表示)
![70mm SL 前後になる。薄茶色の地に白い斑紋が散らばる。ほぼ白という個体もある。紡錘形で外唇が外側に伸びる。殻口は白く外唇にそって溝が並んでいる。殻口の前水管溝のの右側にStromboid notch という眼を覗かせるための湾入がある。[三河湾産 65mm SL]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1034/Thumb630/20250517501.jpg)
![70mm SL 前後になる。薄茶色の地に白い斑紋が散らばる。ほぼ白という個体もある。紡錘形で外唇が外側に伸びる。殻口は白く外唇にそって溝が並んでいる。殻口の前水管溝のの右側にStromboid notch という眼を覗かせるための湾入がある。[三河湾産 65mm SL]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1034/Thumb630/20250517504.jpg)
![70mm SL 前後になる。薄茶色の地に白い斑紋が散らばる。ほぼ白という個体もある。紡錘形で外唇が外側に伸びる。殻口は白く外唇にそって溝が並んでいる。殻口の前水管溝のの右側にStromboid notch という眼を覗かせるための湾入がある。[三河湾産 65mm SL]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1034/Thumb630/20250517507.jpg)
![70mm SL 前後になる。薄茶色の地に白い斑紋が散らばる。ほぼ白という個体もある。紡錘形で外唇が外側に伸びる。殻口は白く外唇にそって溝が並んでいる。殻口の前水管溝のの右側にStromboid notch という眼を覗かせるための湾入がある。[三河湾産]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1034/Thumb630/20250517534.jpg)
![70mm SL 前後になる。薄茶色の地に白い斑紋が散らばる。ほぼ白という個体もある。紡錘形で外唇が外側に伸びる。殻口は白く外唇にそって溝が並んでいる。殻口の前水管溝のの右側にStromboid notch という眼を覗かせるための湾入がある。[三河湾産]](https://www.zukan-bouz.com/public_image/Fish/1034/Thumb630/20250517537.jpg)
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珍魚度・珍しさ
★★★
がんばって探せば手に入る魚貝の物知り度
★★★★★
知っていたら学者級食べ物としての重要度
★
食用として認知されていない味の評価度
★★★★
非常に美味
分類
軟体動物門腹足綱前鰓亜綱盤足目ソデボラ超科ソデボラ科(スイショウガイ科)オハグロシドロ(Doxander)属外国名
学名
Doxander japonicus (Reeve, 1851)漢字・学名由来
漢字 志登呂 Standard Japanese name / Shidoro
由来・語源 『六百介品』より。
長い鎌(かま)のような形をしたふたを使って、しどろもどろ動くため。
シドロフドロは1対で語られる 波部忠重は、〈シドロとフドロはよく似ている貝である〉として、〈殻からよくみえる眼をのぞかせてあたりを見回すが、歩くときだす足は普通の巻き貝のように平たい足ではなくて、細く、その足の先には爪のようなふたがあって、これを突張って、ことりことりと歩く。この姿は、人が酒によって足をからませている姿に似ているので、シドロと呼ぶのであるが、なぜフドロと呼ばないのであろうか、これはわからない〉『カラーブック 日本の貝』(波部忠重 保育社 1968)
シノニム/Strombus (Doxander) japonicus Reeve, 1851 、Strombus japonicus Reeve, 1851地方名・市場名
生息域
海水生。潮間帯下部から水深50メートルの砂地。
房総半島から九州。生態
基本情報
千葉県以南の浅い海域の砂地に生息している。とてもきれいな巻き貝で収集の対象にもなっている。
底曳き網やカゴ漁で混ざるもので、まとまってとれることはとても少ない。
他のソデボラ科同様に非常に味がよいものの、めったに流通しないので認知度はゼロに近い。
珍しさ度 水揚げ量が非常に少ない。底曳き網やカゴ漁で揚がるが、手に入れるのは至難。水産基本情報
市場での評価/流通上見ていない。
漁法/底曳き網
産地/愛知県選び方
原則的に生きているもの。味わい
旬は不明。
貝殻は厚みがあってやや硬い。軟体は小さいが火を通すと取りだしやすい。栄養
ー危険性など
ー食べ方・料理法・作り方 (基本はオススメ順掲載です)
好んで食べる地域・名物料理
ー加工品・名産品
ー釣り情報
ー歴史・ことわざ・雑学など
ー参考文献・協力
協力/池田等さん(神奈川県) 佐藤厚さん(長崎県雲仙市) 鈴木項太さん(項明水産 愛知県阿久比町 ■https://komeisuisan.com/)
『日本近海産貝類図鑑』(奥谷喬司編著 東海大学出版局)、『日本及び周辺地域産軟体動物総目録』(肥後俊一、後藤芳央 エル貝類出版局)、『日本貝類方言集 民俗・分布・由来』(川名興 未来社)、『カラーブック 日本の貝』(波部忠重 保育社 1968)、『貝類学』(佐々木猛智 東京大学出版局 2010)